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  2. もしオーナーだったら。:4STORY EPISODE 2

もしオーナーだったら。

〜 草刈りを、どうするか? 〜

「オーナーさまに信頼されているか?されていないか?」と社員に尋ねてみると、
「わからない」「信頼されてないかも?」など、答えはいろいろ出てきます。
だったら信頼されるように、オーナーさまの気持ちや立場になって考えてみよう、と
みんなであれこれ話し合ってみました。

たとえば、ビルの周辺に雑草が生え放題になったらどう思うか?
「自分の持ち物じゃないから気にならない」というのは、普通の人の答え。
ビルの管理を任されているプロなら、まずは「気になる」と答えるのが及第点でしょう。
その上でどうするか。まずはオーナーさまに相談して、業者さんに頼んでいいかを聞く。
OKが出れば、作業の見積をとる。しかしそこで、「こりゃ、高いな」と言われたら?
「わかりました」と引き下がって帰ってくるようでは、まだまだ修行が足りません。

オーナーさまが、「この金額なら任せるよ」と言ってくれる業者さんを探す労も大切ですが、
ほかの道もあります。
一つは、雑草がはびこる前に、管理で巡回した時にこまめに抜いておく、という道。
もしもオーナーさまが、業者さんは高いから自分でやると言い出したら、
「日曜にしましょう。一緒に手伝いますから」という道。
もう一歩進んで、「信頼しているから、任せるよ」と言ってもらえたら何よりの喜びです。

もしも自分がオーナーだったら、
雑草がはびこれば、気になります。鳥の糞一つ、気になります。
大規模修繕工事などが必要になれば、周辺の住民に迷惑をかけないかも考えるでしょう。
問題が起これば、解決するために知恵を出し、身体を動かし、最善を尽くす。
仮にもビル管理のスペシャリストを名乗るなら、
ビルの所有者と同じくらいの覚悟を持って、仕事に取り組みたいと思うのです。

先日、あるオーナーさまが会社に立ち寄ってくださって、
「ちょっと見てよ」と車のところに呼ばれました。
後部座席を見ると、雑草が絡みついた草刈り機と空の除草剤のボトルが。
「ああ、オーナー自らが草刈りをされたのか…」とがっくり。
こういうことをオーナーさまにさせないためには、どうあるべきなのか。
今日も社内ミーティングが続きます。

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